2019 January

 

 
 
素晴らしいお天気に恵まれた元旦、木漏れ陽も眩しく爽やかな山の風にお飾りが 揺れる。穏かに2019年が始まる。

 

 

 
 
今年は元旦から幼馴染みとスキーのお正月。澄みきった空をバックにそびえる美 しい浅間山を眺めながら、久しぶりにトレーンで滑る楽しさと爽快感は やはり 格別。素晴らしい2019年のスタートになる。

 

 

 
 
お天気が続き気持ちの良いお三が日、スキーの準備をしてから初詣に行く。木漏れ日れ陽の陰影が美しい参道を抜けて 境内へ、今年も穏かな一年でありますように・・・。私だけスキーウェアで少し恥ずかしい。

 

 

   
 
 
快晴のゲレンデは今日も爽快、山頂までリフトで上がると遠く八ヶ岳まで見渡せ る。壮大な山の美しさと澄んだ空気、時おり舞う雪がキラキラと光る。 2019年が輝く一年でありますように!

 

 

   
 
 
父の研究室の卒業生、建築家のI氏がご家族でいらっしゃる。早速お嬢様と別荘 地をお散歩、森林の伐採中のブルーシートも「インスタレーションみた い!」と。

 

 

 
 
 
子供の頃から軽井沢に来たら必ず作っていた楽焼。真っ白な陶生地に自由に描く 面白さや難しさ、ダイナミックに描く母の姿も懐かしい。C嬢はさすが アー ティストのお嬢様、迷う事なくぐんぐん構図を決めてゆく。

 

 

 
 
 
今年は年頭からエスモード東京校の講演会を控え、事務所でパワーポイント用の 写真を選ぶ。パリ留学が決まり、出発真近の学生さんを相手にお話する のは意 外に緊張するもの。パリのような雰囲気が漂う校舎も素敵・・・。

 

 

   
 
 
鏡開きも近くなり母の作品を整理する。鏡餅のモチーフの羽子板とそれに合った ちりめんの布を選ぶ。季節の行事を大切にしていた母の懐かしい思い出 が溢れる。

 

 

   
 
 
我が家の近くに幼稚園からの友人の和菓子屋さんがあると聞き伺ってみる。36年ぶ りにお会いするので少し緊張しつつ・・・、懐かしい笑顔に感激!素敵 なご縁 に感謝する。

 

 

   
 
 
お正月のスキーが遥か昔の事のようにあっという間に日常が過ぎて行く・・・。 延々と経理の書類に目を通す渋い日々。

 

 

 
 
 
講演会が終ってほっとしたのも束の間、再び軽井沢へ。燃えるような夕焼けに 木々が影絵のように重なり美しい・・・。

 

 

   
 
 
ようやく年末から続くお集まりのシーズンも一段落、講演会も無事好評に終わ り、経理も収まってきたところへ入院の付き添い・・・。美しいあさま山 に癒 される。

 

 

   
 
 
 
1月とは思えない穏かで暖かな上野公園、木々が黄金に光リ水面に移り・・・パ リのチュルリー公園のよう。昔良く使っていた上野動物園駅は重要文化 財に なったようで今は現代アートのインスタレーションの会場にもなっている。

 

 

 
 
父が芸大を退官した後を継いで下さった北川原温氏とトム・ヘネガン氏の退任 展、久しぶりに訪れる芸大の雰囲気は何とも懐かしい・・・。

 

 

 
 
 
父が芸大で教えていた頃、小学生だった私は良く研究室に遊びに行っていた。待 ち合わせはいつもこの「斜めのおじさん」の前・・・、まさかこの銅像 がロダ ンの作品バルザック像であるとは知らず。パリで暮らすようになりメトロ VAVIN駅の前に立つバルザック像を見た時は本当に驚いた。足元の 台座で 松ぼっくりのボーリングをした可愛らしい思い出も。

 

 

 
 
 
芸大の構内も父が居たころとはだいぶ変わって・・・。ヘネガン氏と懐かしいお 話をしつつしばしお散歩、この建物の4階が父の研究室で松ぼっくりや 木の実 を拾ってお土産に 持って行ったことを思い出す。

 

 

 
 
芸大構内にあるオオウラ食堂でレセプションが始まる。今では六角鬼丈氏の設計 でモダンなレストラン風だけれど当時は木造のひなびた雰囲気のある正 に「芸 大の食堂」だった・・・。文化庁長官の宮田亮平先生のご祝辞をはじめ、錚々た る建築家の皆さんが勢ぞろい。父の研究室のOBの方々もお揃い で、私にとっ ては懐かしいお兄さんのような皆さん、嬉しく少し恥ずかしい・・・。

 

 

 
 
 
今年も年頭から納品業務が続く。素材の選定からデザインそして制作、検品と納 品を経て店頭へ・・・、お客様のお手元に届くまでのロングタームを思 う。今 年もお客様の笑顔のために、私のBIJOUXが皆様の毎日を輝かせるお手伝い が出来ますように!

 

 

 
 
年頭から多忙を極める中、入院のお見舞いは続く・・・。軽井沢からしなの鉄道 に乗り換え中軽井沢まで、レトロな列車に子供の頃の夏休みを思い出す。穏かなお天気 と山の 空気に忙しい東京の生活を一瞬忘れるけれど、のんびり景色を見ているわけにも 行かず原稿のチェックにいそしむ。山の夕焼けはやはり美しく・・・、心が洗われるお見舞い生活のお楽しみ。

 

 

   
 
 
ここのところ忙しい上に移動が多くまとまった時間が取れない・・・。久しぶり にゆっくり出来る朝、お気に入りの場所、我が家の階段に座ってコー ヒーを楽 しむ静かな時間。

 

 

 
 
 
1月は年始の行事や友人の大学関係者の退官展など恒例の行事に加え、今年は夫 婦揃って入院のお見舞いと気忙しい。展覧会も一日にまとめて・・・、 再び芸 大に伺う。

 

 

 
 
 
芸大構内に新しく出来たミュージアムショップのような「Geidai Art Galery」。先生方の作品や卒業生の作品が購入できるのも興味深い。

 

 

 
 
お天気に恵まれた週末、大変な人の上野。東京都美術館のムンク展は最終日と あって長蛇の列・・・。西洋美術館のルーベンス展も最終日、久しぶりに ヨー ロッパ絵画を堪能する。

 

 

 
 
毎回建築に纏わるシンポジウムをご自宅で開催なさっているギャラリーのような 建築家M氏のお宅。シンポジウムの後、講演者を囲んでのお食事会は話 題も多 岐に渡り興味深い。何よりホストであるM御夫妻の温かなホスピタリティーが素 晴らしく、さまざまに心労の重なっていた私には素敵な癒しの時 間となる。

 

 

 
 
家族ぐるみで大変お世話になった建築家の六角鬼丈氏が逝去される。厳寒の夜、 幻想的な空気に包まれたお通夜。氏の作品である芸大美術館が特別に解 放され 生前の業績などを拝見する事が出来、お清めには大変な人がお集まりになってお 人柄が偲ばれる。建築家のお嬢様の司会で素晴らしいヴィジュアルが流 れ、悲しいお席 ではあるけれど、「バトンは確実に次ぎの世代が受け継いだ」と、皆が思えるよ うな何とも言えない爽やかさが残る素晴らしい会に感激 する。

 

 

 
 
今シーズンは雪も少なく晴天が続き軽井沢も爽やかな秋のよう、久しぶりに山の 家のメンテナンスに行く。雲の動きが大きく、揺れるような高い空が美 しい。

 

 

 
 
 
雨が全く降らない記録的な乾燥が続きインフルエンザが猛威をふるう。病院のお 見舞いも面会お断り・・・、スーツケースをエントランスに預け最小の 荷物で 病室へ。仕事の打ち合わせも出来る限り電話やメール、早く収束に向かいますよ うに。

 

 

 
 
 
 
 
エスモードジャポンの卒業制作審査会に伺う。プレゼンテーションボードにイ メージヴィジュアルや布地のサンプルなどが並び、トルソーに着せられた 作品 のバックにはラックにそのバリエーションが並ぶ。8項目、2つの審査基準に のっとって各々の持ち時間内で質疑応答が続く。一つ一つの作品に、 一人ひと りの3年間の思いが映し出されその熱意に押されつつも、溌剌と希望に満ちたプ レゼンテーションに爽やかな疲労感。駆け抜けて来た若い頃を 思い出し懐かし い気持ちで会場を後にする。

 

 

 
 
 
diary index 本はネットで購入することがほとんどだけれど、本屋さんで過ごす時間は貴重な リラックスタイム。打ち合わせの合間に素敵なブックカフェを見つける と迷わ ず入ってみる。欲しい本、読みたい本以外にもいろいろな発見があり、何よりも 装丁や紙の質感を感じながら本を選ぶことこそネットでは出来な い本を選ぶお 楽しみ・・・。 page top

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